小学校卒業式は、子どもにとって、初めてに近い「卒業」を感じる出来事かもしれません。

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小学校の卒業式に出席してきたことの話です。

子供にとってみれば、幼稚園の卒園式もありましたが、子供は、記憶はおぼろげで、今回がほぼ初めてに近い「卒業」というイベントだと思います。

卒業式当日について、子供と二人、車で学校に向かい、本人は一足先に教室に向かい、私は、車の中で、会場である体育館に入場出来る時間を待ちます。

待っている間、他の親子も続々来校してきます。夫婦で来所している姿をみると、母親がいないことに少し寂しさもありつつ、子供の晴れ舞台なので、自分のそんな気持ちよりも子供を祝う気持ちはどの家族にも負けていないようにするぞ!と、気持ちを切り替えます。

時間になり、体育館に入ると、学校の卒業式といえばの紅白幕が目に入ります。

昔からの同級生がいたので、少し会話を交わし、席に座って待つと、5年生が入場してきて、いよいよ卒業生の入場です。

拍手をしながら迎えると、本人は、上を向いて、口を閉じしっかりとした歩調で歩いています

わが子の入学式や卒業式を迎えるたび、私の胸には万感の思いが押し寄せます。

小さな背中がランドセルを背負う姿、少し大人びた顔で卒業証書を受け取る姿。その成長をすぐそばで見守る喜びは、一人親である私にとって、何よりも代えがたい宝物です。

もちろん、喜びと同時に、ふと寂しさが胸をよぎる瞬間もあります。他の家族連れの温かい光景を目にする時、「もし、パートナーがいたら…」と想像してしまうことも。それでも、ここまで二人三脚で歩んできた道のりを振り返れば、一人親だからこそ育まれた強い絆、そして何よりも、わが子の成長こそが私の奮闘の証だと、胸を張ることができます

入学準備や卒業までの日々は、一人親にとって決して簡単ではありませんでした。仕事と育児の両立に悩み、時間管理に頭を悩ませることもありました。それでも、わが子の笑顔は何よりの励みとなり、私は精一杯、父親としての役割を果たしてきたつもりです。

子供の成長は、私自身の成長でもあります。共に喜び、共に悩み、共に未来を描く。入学式や卒業式は、過ぎ去った日々への感謝と、これから始まる新たな物語への希望に満ちた瞬間です。

一人親だからこそ、子供の成長をすぐそばで見守る喜びは深く、その一瞬一瞬が、私たち親子の歴史に刻まれた大切な宝物となります。

わが子の輝かしい未来を信じて、これからも子育てを楽しみながら行いたいと思います。

 

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